【自衛隊】レンジャー訓練の地獄3選|基礎訓練編

レンジャー

今日なんですが、「【自衛隊】レンジャー訓練の地獄|基礎訓練編」というテーマでお伝えしていきます。

はい、今回は私が部隊レンジャー訓練中に経験した地獄を3つ紹介したいと思います。

レンジャー訓練の地獄

はい、では私が選ぶレンジャー訓練中の地獄、基礎訓練編の3つがこちら

  • 体力調整後の食事
  • 時間厳守
  • 連帯責任

それではまず。体力調整後の食事からいってみましょう

体力調整後の食事

食事

レンジャー訓練中の地獄、基礎訓練編まず1つ目は「体力調整後の食事」です。

レンジャーの基礎訓練中は、レンジャー隊員として必要な体力を身につけさせるというのもありまして、食事は身体を作る上でも非常に重要な要素になってきます。

で、基礎訓練中には1週間に2回くらいのペースで体力調整運動という超スパルタトレーニングプログラムが開催されるんですね。

私がレンジャー学生だった頃の体力調整は基本的に15:00で、最後の種目であるハイポートが終わるのが18:00過ぎとかでした。

で、体力調整運動が終って終礼とかになるともう食堂で食事を取る時間がないため、必ず上げ飯といってクーラーボックスの中に夕食が詰められて運ばれてきます。

ただ、この量が半端じゃなくて

基本的に1人あたり2人前くらいあるんですよ。約2000キロカロリー

通常時だったらまだ良いんですが、つい数分前に体力調整運動を終了したばかりで、当然食べること自体がかなりキツイんですね。

食事中は助教が睨みをきかせてて、残すことは絶対NG
なので、披露困憊の中でもエグい量の食事を胃に詰め込むことになります。

しかしやっぱり限界というものは訪れます。

そうなるとどういう事がおきるかというと
まず第一段階で助け合いが始まります。

例えば、ちょっと食べるペースが遅い隊員をサポートしてあげたりなんかして、早く食べ終わらせようと協力しあうんですね。
このときは一部の隊員を除いて、みんなまだ少し余裕があります。

その後、本当の限界を迎えるとどういうことが起きるかというと

目から涙が出てきて、口にご飯をいれたままま、スースーと深い呼吸になり

ゲロまつりです

実は私、身体の線が結構細くて、レンジャー学生の当時は食も細かったんですね。

で、この体力調整運動後の食事はまじで苦手で、よく吐いたりしてました。

今当時のことを思い出しただでもちょっと…

はい、続いての時間厳守に移っていきましょう

時間厳守

時間

続いては時間厳守です。
これは部隊によって違うかと思うのでですが、私がレンジャー学生だった当時、基礎訓練中はとにかく時間に厳しかったんですね。

大体1日のスケジュールがこんなかんじ

課業中のスケジュールは教官が基本的に決めていて、課業外や突発的な集合などはレンジャー学生が自ら時間を見積もってスケジュールをしていました。

しかし、このスケジュールというものは1度決めたら24h1秒たりとも遅れてはいけないルールだったんですね。

で、この時間見積もりがかなり厳しくて、「時間を決めろ」と言われてから瞬時に見積もりをしないといけないんですが、余裕がありすぎる見積もりをすると怒られるし、カツカツの見積もりをして遅延すると自分のせいで全員に迷惑がかかるので、プレッシャーと脅迫的な何かのセットで超ストレスとなります。

しかし、このスケジュールや時間を守る行動というのはレンジャー隊員にとって、めちゃくちゃ重要な要素です。
レンジャー隊員が行う任務は、非常に綿密に計画されており、一つの動作が遅延すると全ての作戦が台無しになる、かつその後に控えている大きな作戦にも影響してくるので、当然ですが「1秒無駄にすると誰かが死ぬ」というようなイメージでした。

新隊員教育隊や、陸曹教育隊でもこのような時間のルールはあるのですが、時間に拘束される長さや感覚はちょっと次元が違うレベルだったなーと私は思っています。

続いて、連帯責任に移っていきましょう。

連帯責任

連帯責任

続いての連帯責任なんですが、これもなかなか辛いものがあります。

連帯責任とは、何かに対してミスをした場合、基本的にミスを犯した本人だけではなく、他の人も罰を受けるというものです。

では、レンジャー訓練中に連帯責任が発生する条件の例を2つ挙げてみます。

 

まず1つ目が、規則を破る
そして2つ目が、各種検定に受からないです

 

では1つめの規則を破るなのですが、これは先程、時間厳守でもあったように時間を守らなかった場合や、訓練の準備など、やるべきことができていなかった場合、単独行動などやってはならないことをした場合などに適用され、罰として全員で腕立て伏せやかがみ跳躍などを罰の内容に応じた回数実施します。

2つ目の各種検定に受からない、はレンジャー訓練中にあるロープ結索や体力調整運動などの各種検定に受からない隊員が居た場合、全員でその隊員をなんとか合格できるように時間を使って練習に付き合ったりします。

こうして、一人はみんなのために、みんなはひとりのためにという青春ドラマのようなのが連帯責任です。

 

 

というのは序章で

 

 

1つ目の規則を破る系の罰なんですが、ときに規則を破った本人がみんなに罰を命じるという形が取られる場合があります。

要は、罪を犯していない人たちだけが罰を受けるんですね。

 

罪を犯した隊員がみんなの前に立って、「腕立て伏せ用意」「1」「2」「3」と数え、それに合わせてみんなが腕立てをするかんじです

 

で、これってまぁ自衛隊の反省とかではよくあるんですが、レンジャー訓練中って他の教育よりも体力を消耗してたり、ストレスがものすごかったりするので、同期と真摯に向き合って助け合いながら過ごさないと生きていけない環境なんですね。そんな中で一人が規則を破ってみんなが反省させられるもんだからマジで精神的にきます。

 

で、20代半ばほどの大人がガチで大泣きしながらみんなに謝る構図になったり、極度のストレスから本気の喧嘩が勃発するような期もあります。

 

2つ目の「各種検定に受からない」については、一つ例えを出すと私の同期にロープ結索の検定に受かってない人がいたんですね。
で、私が教える係に任命されて練習に付き合ってたんですが、2回目の検定でもその隊員が落ちてしまって。
で、落ちた原因はエースがちゃんと教えてなかったって事だから、「おい、お前エースを殴れ」って助教が命じたんです。

 

まぁ今考えるとむちゃくちゃなんですが、私も覚悟はできてたんで彼に「本気でこい」って言ったら、「ごめん」って泣きながらぶん殴ってきましたね。

 

いやー青春してますねー

まとめ

はい、色々話したんですが、こうしてみると虐待だとかパワハラだとか思われるかもしれませんが、良くも悪くも当時はそれが普通だと思ってましたし、こうしてネタとして話せているので良い思い出になってます。

 

あと、反省もしっかり訓練計画の中に入ってたりして、そんな無法地帯ではないのでご安心くださいね。

 

各部隊によって色んな特色があるので、「俺の部隊ではこんなのあったよ!」っていうのや、「こんな噂があるんですが実際はどうなんですかー?」っていうのがあれば是非コメントしてください。

 

ということで本日はこれにて状況終了です